私は私じゃい!!!!!!

大学4年生。私は私じゃい!!!のマインドで思っていることを書きます。 今が人生の分岐点な気がしている。

大学で勉強したこと・その0【勉強のはじまり】

私の大学での勉強は、3年生のときに始まった。
勉強とは、自分の頭で考えること。それが本質的にどのようなことなのか体で理解したのが、やっと3年生になったときからだった。大学で学んだことが、自分の一人格を形成するようになった。ここでは、学びが自分の骨となっていった過程を記録しようと思う。

 

運命のゼミ選択

大学2年の秋、私はゼミ選択に悩んでいた。専攻したい分野を絞り、なぜその分野を学びたいのかを記述した志望届を出す必要があった。しかし、私はまだ特別に学びたいことが定まっていなかった。というよりも、自分が深めたいテーマと学部で取り扱うテーマが乖離していた。
20ほどあるゼミの中で、どんな研究内容でも受け入れてくれるゼミが2つほどあった。しかし、その自由度により学生からは人気が高く、倍率が高いと噂されていた。また、ゼミ生の学習意欲が比較的高いことでも有名で、私はついていけるかどうか自信があまりなかった。だからと言って他に希望するゼミが見当たらないので、私はその2つのゼミのうち、社会学政治学により主眼を置いたゼミへ志望届を提出した。そして運よくそのゼミに入ることが決まり、自分の信念を呼び起こすような驚きの学びがはじまった。

 

そこは日本論ゼミ

卒業論文のテーマを割と幅広く受け入れてくれるという点でゼミの自由度は高いのだが、普段は先生の提示する文献を読みこみ、それについて議論を交わすことが毎週のゼミ活動だ。先生が課題に出す文献は、日本とはどういう国なのかをありとあらゆる角度から私たちに考えさせる。私は、自分の暮らしてきた日本という国の在り方を知っていくことになる。それと同時に、これまで何となく感じてきた生きづらさの本質に迫っているような気がした。うまく言葉にできない生きづらさに蓋をせず、形にして声をあげていくべきだと思うようになった。それぞれの文献に書いてあること、私がそこから何を感じたのかをきちんと言語化していきたいと思う。